割安株を買い続けるだけのブログ

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外資がセブン&アイ買収提案で株価ストップ高、売った方が良いか解説

本日8月19日お昼過ぎ、カナダのコンビニ大手がセブン&アイHDの買収提案というニュースが駆け巡り瞬く間に株価は上昇しストップ高に!株主優待を新設してくれた矢先にストップ高で株主も良い気分♪となった訳ですが、この買収提案はまだ確定ではありません

 

約5兆円規模の買収という事ですが、買収そのものが実現するか現時点では分かりません、実現しなければ株価は大きく下落するでしょう

 

そしてセブン&アイHDの直近の決算を見ますと、かなり業績悪いです主に北米のガソリンスタンドやらが厳しいです。日本のコンビニセブンでも値上げで客足が離れ、youtubeを開けばセブン弁当底上げ詐欺みたいな動画がたくさんありますね、信頼や業績回復は時間かかりそうな感じです。

 

正直どう転ぶか誰にも分かりませんが

セブン&アイの株を1700円~1900円辺りで買ってる人は売却して利確しても良いんじゃないかと思います、買収案がなくなれば株価は下がりますし、今月末に配当&優待の権利がありますが利確した資金で、商社株や通信株や銀行株を買うのも有りではないかと考えます

 

セブン&アイHDは業績が悪いので増配や自社株買いをしてくる可能性は高くないですしやったとしても小規模なものになりそうです、その反面、金利上昇の恩恵を受けるメガバンク(銀行)株や、通信株は増配&自社株買いに期待が持てます

 

株主還元意識の高い商社株(三菱商事 三井物産 住友商事 丸紅 伊藤忠 双日)は為替レートが円高方向に振れているものの何かしらやってくれる期待感はあります

 

となると、利益が出ている内にセブン&アイ株の売却は合理的かもしれません

セブンが買収から身を守る為に株価を上げてくるIRを出すことも考えられますが不透明感が強すぎますね各々の投資判断で売買するのが1番良いと思います、自分はセブン株を売却し、金融株を買い増しししました

 

ストップ高となりましたが株価の数字がどうこうよりも企業そのものの業績や将来性で判断した方が良いかもしれません