割安株を買い続けるだけのブログ

日本と米国市場の割安株の考察と株を買った結果など書いています『貯蓄から投資へ』が当たり前な世の中になるよう情報を発信しています

メルカリ1Q決算後に株価暴落 しかし買い場である可能性も

メルカリが1Q決算を出した翌日に株価は16%ほど下落、ところどころに不安と落胆要素があった為株が大きく売られたものと考えられますが自分的には16%も下落する決算内容ではなかったと感じました

 

メルカリと言えばスキマバイト事業の『メルカリハロ』が有名になりました、現在では利用者が800万人ほどいるそうでタイミーなど競合他社と戦うことになりそうですが順調だと思います。

 

メルカリの決算ですが本業での儲けを示す営業利益がマイナスです、足を引っ張っているのが「US事業」で、USはアメリカ版メルカリです。

メルカリアメリカ事業の業績を見ますと、GMVや売上が右肩下がりと最悪です、コア営業利益で8億円のマイナスでダメダメです。

 

メルカリのUS事業は言ってみれば『楽天のモバイル事業』『サイバーエージェントのメディア事業』のようなもので、足引っ張り要因なのですが加えて全く改善出来てないのが失望された格好。

対策として山田CEOがアメリカ事業のCEOも兼任すると発表されましたが『俺がやる!』と向かった山田氏を信じるしかないでしょう

 

フィンテック(金融)事業は優秀で特に見る必要がないので触れません

が、問題はメルカリ本体の事業

本業中の本業であるメルカリが伸び悩んでいる所に不安要素あり!

育成中の「メルカリハロ事業」分もあるのでそれを除けば健闘してる数字ではあると思いますがここの数字も失望されて株価下落要因になったと思われます

 

全体で見たら売上そのものは増えているので少し安心感あり

正直言ってアメリカ事業のグダグダを見ると1年や2年で改善できるとは思えませんが、5年先というスパンで考えるとどうなっているか分かりません。アメリカ事業は撤退してるかもしれないし、黒字になるぐらいにはなってるかも・・・そう考えると株価16%も下落するような決算内容じゃないと思うんです

 

証券アナリスト機関投資家は短気だから、短期で結果が見えてこない企業に対して厳しい評価を出しますが、個人投資家はその先の未来を考えて投資する必要があると考えてます

 

証券会社と同じ目線で投資していてはリターンを得るのは難しい

彼らが見ていない先の未来を予測して投資しておく必要がある

 

アメリカ事業がダメダメではありますが伸びている事業もある訳で、挑戦や成長を見守る時期だと思います配当も出していないので苦しいですが少量の株を保有して寝かせておくのも面白いかもしれません失望するには少し早い