割安株を買い続けるだけのブログ

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NTTの株価下落が止まらない 損切りした方がいいのか解説

直近でNTT(日本電信電話)の株価が下落しています、本日も年初来安値を更新し終値で156.7円まで下落してしまいました。含み損を抱えてるホルダーの方も増えてきている状態です、これから先、NTTの株をどうしたら良いのか?解説していきます

 

人によって年齢や結婚してるかどうか収入や入金力、生活スタイルや投資スタイルが違うので「これが正解!」という答えはないのですが

 

基本的に、現段階でNTT株の損切りは必要ないと思っています。

まずNTTの株価が下がっている原因ですが、『NTT法のなんちゃら』よりも、決算から『自社株買いが無さそう』というのが見え隠れしている為、株価下落に歯止めが利かなくなっていると考えてます

 

業績そのものは無難で、配当金も5円から5.2円へと増配

最低限の仕事はしたという感じですがやはりこれでは物足りませんよね、当然、株は売られます

 

つまり次回の自社株買い、NTT自身による株価の買い支えの発表が出るまでダラダラ下落、たまに上がる、ヨコヨコして下落・・・というのを繰り返すと思います

 

逆に言えば規模にもよりますが、自社株買いの発表1発で株価が反転上昇する可能性もあるので今含み損があったとしてもNTT株を売るのは得策ではありません

 

ではどうするのか?という事ですが、積み立て投資として少しづつ買い増ししていく他ありません、利回り3.2%程と配当金もそこそこ貰えるので長期で積み立て投資して、配当金を貰いつつ耐えながら株価の上昇局面をじっくり待つしかありません、NTTという企業そのものに致命的な欠陥が出た訳ではありませんので

 

現在NTTは1株あたり年間5.2円の配当を出していますので1年耐えれば5.2円、2年耐えれば10.4円配当と出ますので、長期に渡りNTT株の買い増しを行って平均取得単価を下げ上昇局面で一気に捲るというのが勝ち筋だと思います(例えばNISA枠全部NTT株にまとめて一括投資してしまった場合などはまた別の戦略も考える必要があります)

 

5月15日にメガバンクが超絶決算を出し自社株買いに超増配を行ってくれました。分散投資が出来ていれば商社や銀行株のような調子の良いセクターからの恩恵も受けられるのでNTTやKDDI株が不調でもあまり苦になりません

 

株式投資(資産形成)は、長期・分散・積み立てが基本なので、初心に帰って淡々と株を買い続けることが大事です