昨日、任天堂(証券コード7974)は1Q決算を発表しましたが前年同期比52%プラスの好業績でした。『映画スーパーマリオ』や『ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム』の大ヒットで業績を押し上げた他、ゼルダを遊びたい人が新規で『NintendoSwitch』を購入された事が要因だと決算内容にありました
全く問題ないスペシャルな決算でした。
以上!
・・・それだけだと寂しいので株価とか、今後の見通しはどうなのか予想していきます。
決算では「ゼルダの伝説のおかげで新規switchの販売数が増えた」とありますがswitchの販売数がもう少し増えそうだと個人的に考えております、その要因は2023年11月17日発売予定のゲーム『スーパーマリオRPGリメイク』です。
スーパーマリオRPGはもはや説明不要の伝説的ゲームであり、これがリメイクされると聞いた時は驚きました。任天堂がRPGなんて作れるの?と言われていましたが結局出てきたのは神ゲーでした。ストーリーやゲーム内容良しに愛着ある敵キャラ達に加え今なお語り継がれるBGMなどなど・・・とにかく伝説のゲームです。
訴求力はゼルダより上だと考えています、実際に僕の職場にも「スーパーマリオRPGリメイク」の為にswitch買う人がいます
NintendoDirectからスーパーマリオRPGリメイクの発売が公表されたのが6月21日ですので、2Q決算以降にもswitchの販売数は出てくるんじゃないかなと思われます。
任天堂は今年経常利益ベースで4800億円稼ぐ目標のところ、既に1Qで2537億円も稼いでしまってます。最終益ベースで見ても3400億円稼ぐ目標のところ1810億円稼いでおり、いずれにしても1Q時点で目標の半分以上稼いでいることがわかります。このまま調子よくいけば業績上振れも有り得る感じですね、任天堂は保守的な経営してるので商社やメガバンクのような大盤振る舞い増配などはしないでしょうが心はソワソワします。
任天堂の恐ろしいところはただでさえ業績が良く配当金もそこそこ出してくれているのに『次世代ゲーム機という超絶材料を隠している』ところです
任天堂の株価が5200円辺りの頃からレーティングを[買い]と設定していましたが現在も買いという目線を維持しております、もちろん長期保有に分散投資が前提ですが。
任天堂という会社は日本版ディズニーという立ち位置と考えて良いと思ってます。ディズニーの持つ世界的人気キャラクターを今から作れるか?という話ですが無理ですし、ゲーム自体は流行り廃りがあるんですがキャラクターは唯一無二ですから、他所の会社が新しいキャラ作って、「ピカチュウ」や「マリオ」みたいな世界的人気キャラクター生み出せるかって・・・無理ですから!
少し保守的で株主還元姿勢が弱いかなと思うところはありますが現状は任天堂株ホールドで良いと思っております