2023年7月26日、サイバーエージェント(証券コード4751)が3Q決算を出しました。多くのメディアやサイトが報じている通り、大幅減益で450億円稼げそうと予想していたのが250億円になりそうと大幅な下方修正です。ではサイバーエージェントは本当にダメな企業なのか?投資する価値はない企業なのか?を決算内容を深堀りして考えていこうと思います
公式IR動画があったので注意深く見てみました
大幅減益の原因はゲーム事業の不振
サイバーエージェントは3つの事業から成り立っています。
メディア事業と広告事業が好調だったもののゲーム事業が予想以上にダメで減収減益になったと説明されておりました
サイバーエージェントのゲーム事業の柱は『ウマ娘プリティーダービー』です、前期はウマ娘2周年イベントで大きく伸びた分、今回は反動で下がったと説明されていました。
今年はウマ娘では『三女神事件』というものがあり、ゲームをやってない方からすれば意味が分からないと思うので簡単に説明しますと、ちょっと強引な課金誘導がウマ娘ゲーム内でありまして、多少の課金離れに繋がった可能性は有ります。さらに毎月開催していた対人コンテンツである『チャンピオンズミーティング』が二か月に1度の開催になってしまったのも原因の1つと考えられます
対人コンテンツは課金プレイヤーが他者と競い実力を発揮できるコンテンツなので開催頻度が半分になったのは痛いです。更にもう1つはアニメ『ウマ娘プリティーダービーROAD TO THE TOP』最終話放送後にアニメ主人公キャラであるナリタトップロードの実装がなかった事が売上に大きく響いたと思っています、盛り上がりが絶頂だっただけにあのタイミングを逃し多くのユーザーが困惑していましたツイッターのトレンドにも載っていましたね
さらにさらにもう1つはウマ娘が「コナミから訴えられてる点」ですがこの事については藤田社長から何も言及はありませんでした。
ゲーム事業(ウマ娘)が低迷してる理由はざっとこんなもんだと考えています、ソシャゲというものは結局サービス開始から時間が経てば人はある程度飽きて離れてしまうものですが、全体的に見ればチカラ強さはまだまだあるなという感じです。絶好のタイミングを逃したものの、ナリタトップロード実装という切り札は残っていますしこれから2.5周年イベントが控えています。さすがに2021年度と比べるとウマ娘の勢いはありませんが充分強く、これからも稼いでくれるIPだと思います。他にも呪術廻戦とファイナルファンタジーの新作ゲームも用意してるそうです
その他の注目点はAbemaTVの「メディア事業」ですね
ずっと大きな赤字続きだったのがようやく利益収穫のタイミングに入ろうとしています、これは素直に朗報ですね。この朗報を帳消しにするウマ娘の不振がありましたが。
とりあえず明日以降の株価は大きく下がると思います
藤田社長は楽天に100億円援助した件にも触れませんでした、一貫して『中長期で応援してください』との事ですが、本当に株主の方を向いてるのか少し疑問は残ります。ですが、サイバーエージェントの将来性が無くなった訳ではありません長期的に見れば藤田社長がおっしゃる通り増収基調です
元々コナミに訴えられた辺りから株価が大きく下がっていたので明日以降も株価が大きく下げれば場合によっては買い場になるかもしれません。
明日以降の株価によりますが予想以上に下がればサイバーエージェントに長期で投資しても良さそうだと考えています
ゲーム事業の落ち込みはある種当然と言うかいつまでも全盛期の売上続くわけないよね・・・というのが本音で、AbemaTVや他のところが好調なので5年10年と先を考えた時にウマ娘がグラついたのなんて些細な事でしかないと思います。
ただ問題はこのままいくと「配当金」は維持できるか不安ですね、サイバーエージェント自体は素晴らしい企業で将来性あると思っていますが、少し株主軽視してる側面が見られるのでその辺を慎重に見極めつつ投資の判断をした方が良いと思います
結論『株価950円切ったら仕込みたい』