割安株を買い続けるだけのブログ

日本と米国市場の割安株の考察と株を買った結果など書いています『貯蓄から投資へ』が当たり前な世の中になるよう情報を発信しています

決算後ネットフリックス株価が急落 コンセンサスに手厳しい米国市場

米国動画配信大手ネットフリックスが決算後に株価が大きく下落しています。相変わらずコンセンサスに厳しい米国市場ですね、株価下落要因を考えるとそこまで下げる必要あるか?と感じます

 

まず今回のネットフリックス決算内容ですが

顧客数は大幅増

売上高はぎりぎり予想に届かず

簡単に言えばこんな感じの決算でした、アカウントの使い回しを禁じたことで顧客数は予想以上に大幅増加したにも関わらず売上は予想に届かなかったということは一人当たりが支払っている料金が少なかったという訳です。あとは為替レートの影響で収益が押し下げられた模様です。また、都合の悪そうな数字を公開しなかったことが多少の不信感に繋がり株が売られているのかな、という状況となっています

 

ネットフリックスは世界中で商売してる企業なので為替レートの影響を受けます、売上が予想にぎりぎり届かなかっただけで株価7%~8%も下げる理由になるかな・・・?と思います

この辺がナスダックの高PER銘柄の宿命ですが、ちょっとでもコンセンサス下回ると株がたくさん売られてしまうので大変ですね。過去にMETA(旧Facebook)も25%も暴落することがありました。

 

ではネットフリックス株買いか?と言われると

少し冷静になった方が良いかもしれません、現在ナスダック銘柄は過去10年平均PERより高い位置にあり「割高水準」と考えられています、利益に対して付いてる株価が割高水準なので何かミスするとこのように暴落する恐れがあります。このPERを正当化するには異次元の成長力を取り戻すしかないのですがディズニーのDisney+などと競合しながらそれは至難の業、理論的には株を買うのは厳しい位置にあると考えられます

 

割安株を狙ってる自分としてはちょっと買えないなぁというのが個人的な見解です