各企業の決算内容からコロナのダメージが回復してると見て取れます。旅行、小売り、飲食業界と良い数字や電車の混み具合で人流が復活してるのが分かります。ではパチスロ屋やパチスロメーカーはどうなのか!?今回は大手のSANKYOを見ていこうと思います
まず現在のSANKYO(証券コード6417)の株価指標ですが
・PER8.1倍のPBR1.09倍
・配当利回り2.59%
・利益率34%
となっております、EPS700円ちょいに対し配当が150円なので健全性を表す配当性向も25%以下と超健全です、むしろもうちょっと配当出せるんじゃない?という感じとなっております。数字上はとても優秀な企業というのが分かります。
ではパチスロ業界の未来や見通しはどうなのか?
メーカーごとに特色が違うので今回はSANKYOについて考えると、見通しは明るいと個人的に思っています。SANKYOは古参で特許ばかり沢山持ってるだけのメーカーという印象ですが「新世紀エヴァンゲリオン」「戦姫絶唱シンフォギア」の大ヒットから、かなりシェアを伸ばしてると考えられます
パチスロ機と言えば「北電子」と「サミー」と「ユニバ」という巨頭がシェアを陣取っているイメージですが最近はその勢力図が変わってきております。北電子やサミーの機種は相変わらず人気ですがユニバは衰退しました。その穴を埋めているのが勢いづいているSANKYOです
「機動戦士ガンダムユニコーン」「スマスロ革命機ヴァルブレイブ」「炎炎ノ消防隊」「スマスロからくりサーカス」そして今後「F機動戦士ガンダムSEED」の登場でSANKYOの開発力は過去にないほど高まっていると思います。どの機種も大ヒットとは言えないまでもそこそこの規模感で売れていると思います「Pコードギアス反逆のルルーシュ」はちょっとコケたかな・・・ぐらいです。
SANKYOの株価チャートを見ると
コロナの最悪期から脱し、ぐんぐん株価は上昇しております。長期チャートで見ても株価は高値圏にありそうですがSANKYOのパチスロを作る開発力の向上を考えたら未だ割安圏にいる可能性すらあります。
SANKYOの配当性向は約20%程ですから今の勢いが続けば株主還元について何らかのサプライズがあるかもしれません。ただ、パチスロ業界は流行り廃りの波があったり『規制強化&緩和』というのが厄介で将来を見通しづらい業界です
最近は半導体などの部材不足を聞かなくなりましたし足元での業績は良いハズですが長期ではどうなるかは分かりません、来週以降からパチスロメーカーの決算が続々出てくるので決算内容を熟読して投資判断をした方がいいように思います
自分は1株単位で投資できる証券口座から少額で投資しようかなと考えています
三菱商事や三井住友FGやNTTのような企業と比べてしまうと、株主還元への姿勢が低いように感じられます。サプライズの可能性はありつつも少しリスクのある投資先という感じです。
SANKYOの場合は業績ではなく株主還元の強化があるか?に注目ですね