8月10日にメルカリの決算が出ました。赤字だった去年から比べて黒字になったという事ですが実際にどんな感じなの?と疑問が沸いたので決算動画を見まして、分析してみました。今回はそういう記事となっております
メルカリの決算&業績を要約しますと『成長してます、隙あらば新規事業に投資します。アメリカでは苦戦してますが』の一言でした。
メルカリというフリマサイトからフィンテック(金融サービス)に手を伸ばし成功してるというのは素直に評価できると思っています、優秀な企業という認識で間違いないと思います・・・しかしながら投資先として適格か?と考えるとそこはまた別です
「メルカリ」という企業が株主還元する気があるのか?を見極めなければなりません。メルカリ株の24%程を持つ大株主でありCEOの山田進太郎氏の発言は要チェックですね!決算説明動画を最初から最後まで見ましたが残念ながら株主還元への言及がいっさいありませんでした。
現在メルカリは「配当」を出していません、配当を出してないならば株価の上昇でしか株主に還元は出来ません。しかしメルカリの株価チャートを見てみると最高値の7000円から約半値の株価となっているのが現状です
メルカリはいわゆる成長株やグロース株に分類される銘柄ですが、配当出さない成長企業への投資ならわざわざメルカリじゃなくとも米国株の「Amazon」「Google」「Meta」に投資しちゃえば良いよね・・・という話になっちゃいますナスダックETFのQQQでも良いですし。
最近はインフレとドル高の影響で成長鈍化が見えますがアップルやマイクロソフトですら高い成長率を維持しつつも配当支払いと自社株買いをしてる訳です、メルカリどうなんですかね?というのが素直な感想です
メルカリという企業自体は優秀だというのは上記の通りで、結局、CEOの山田進太郎氏に株主還元する気がないならば厳しいなという感じです、つまりメルカリに投資出来るかどうかはそこを見極めるのが1番大事だと考えています
決算説明動画は当然のことメディアなんかに露出した際にも山田進太郎氏の発言には気を配る必要があります。
優秀なのに株主還元する気のない企業として「楽天」「ソフトバンクグループ」「テスラ(米国)」などがあります。(個人の感想です)なのでメルカリのCEO山田進太郎氏が楽天の三木谷氏、ソフトバンクGの孫氏、テスラのイーロンマスク氏らと同類の経営者ならば投資は厳しい訳です
現時点ではメルカリCEO山田進太郎氏の真意が読めないので積極的には投資しにくいな、というのが現状です。将来性は有るし株価チャート的にも良い感じではありますけどね。
面白い銘柄ではあるので今後の決算と業績内容と経営陣のコメントを注視しようと思ってます