この記事を書いているのが2023年5月22日ですので現時点で日本株最強の高配当銘柄として解説と、今株価が上昇している理由についても書いていこうと思います
まずJT日本タバコ産業の株価指標はこちら
・5月22日終値で株価3,103円
・配当利回り6.06%
・PER12.5倍のPBR1.57倍
信用倍率はどんどん改善されてる状況です。
僕を含め多くの個人投資家が「もう少し株価が安くなるのを待ってから買おう」と思っていたらスルスルと株価が上昇してしまった感じです
何故、JTの株価がこれほどまで好調なのか?というのを僕の意見で書いていきます(※勿論この理由が100%正しいとは限りません)
結論から言いますと『ネガティブ要因はそのままでポジティブ要因が増えた』事にあると考えています
JTのネガティブ要因とはロシアリスクです、ロシア政府にJTの工場が接収されてしまう可能性があるのと政策変更で円安から円高に転換するリスクの2点です、JTという銘柄についてはずっとこの2つがネガティブ要因でした。
そしてJTのポジティブ要因ですが「そこそこ決算が良かった」以外に増えました
・いっとき円高になりかけてたけど円安が進行
・今、世界の投資家に日本株が見直されている
・高配当銘柄のソフトバンクが酷い決算を出し24年25年度の株主還元未定で配当性向90%超えで配当金すら出せるのか怪しくなりソフトバンク以上に安定しており配当利回りの高いJTに資金が流入している(と思われる)
・JTはただでさえ高配当なのに増配の可能性が現実味をおびてきた
上記のポジティブ要因が最近追加された事によって株価が上がり続けていると思われます、ネガティブ要因はそのままでポジティブ要因だけが増えたなら目標株価やレーティング引き上げをしてもおかしくありません
以前は『配当利回り7%のラインで買いたいな出来ればそれ以上!』と考えていましたが、そうは言ってられない状況になってきたと実感しております。
日本製鉄の株価が3,000円を超えた時「過熱してるな」とすぐ判断出来たんですが、JTには過熱感がありません恐らくは増配を織り込んで行ってるのかな~と考えています、丁度6月末に配当権利がありますのでそこを目標に上がっているのかな、と。
どんな銘柄にもリスクはあるので分散投資が基本なのですが、同じ高配当銘柄のソフトバンクがあれだけ酷い決算を出してしまったらソフトバンクにはリスクしか残ってません・・・・そりゃあJTに流れるわな~と・・・しかもJTの方が配当利回り高いですからね
JTが増配を織り込んで株価上昇しているのだとしたら次の決算以降でもし増配がなければ株価が下がってしまう事を意味する訳ですがそこはもう各々個人の判断でどうリスクと向き合って投資するかですね、100%正しい答えなどありませんから株式投資は面白いですね
とりあえず自分は6月の給料と、6月に貰える株の配当金でJT株を買い増し保有割合をかなり高めようと考えております、もう今年は毎月少しづつ買い増しする考えです。現在46株しか持っていないので機動的な買い付けをします。
僕はJT株を買い増ししますが投資判断はご自身で行いますようお願いします