割安株を買い続けるだけのブログ

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KDDIの1Q決算が減益も焦る必要はなく株価が下がれば投資のチャンスか

2023年7月28日、KDDI証券コード9433)が1Q(4月~6月)の営業成績が発表されました!最終益約8%ほど減益したものの、決算質疑応答の動画を見たところ問題ないだろうなと個人的には思いました。今回はその理由などを書いていきます

 

・KDDI1Q決算の利益増減要因

出典:公式サイトのIRページより

KDDI株式会社 2024年3月期第1四半期 決算説明会

 

前年1Qと比べて306億円減益となりましたが1番大きかったのは楽天モバイルからのローミング収入減ということでしたが楽天とのローミングについては協議を重ねている状況らしくau回線が必要ならどのような契約内容で使って貰うか?の検討をしているみたいで、楽天本体の状況を考えると自前で回線用意するのはまだ無理だと考えられるのでローミング収入が途絶える心配はないと考えております

 

回線の解約率が少し高いのは次々にブランドを乗り換える客層が多いのでそこはある程度しょうがないという説明と、2980円の新料金プランが割と好調で2Q以降に成果がちょくちょく出てきそうだと仰っておりました

 

auでんき事業も一時的な燃料調達コストが上がっていたので苦しかったが燃料費も徐々に落ち着いているみたいですね

 

金融事業のマイナスについては会計処理の影響との事でさほど気にしなくていいかなと言う所です

先日、日銀がYCCの実質的な修正を発表しましたがKDDIの金融事業はその影響をプラスの方向に受けるものと考えられますので金融事業は今後も伸びていけるのではないか、現段階では心配する必要はないだろうと判断しております。

 

トヨタKDDI株を売却してくる件ですが

KDDIトヨタから買い取る形で対応するそうです、長期的に考えればトヨタに払っていた配当金が無くなるので市場買い付けではないものの株主の事を考えた良い判断だと思っています。

トヨタが2500億円相当のKDDI株を売却するニュースは短期的にはマイナス材料ではあるので月曜以降に株価が大きく下がった場合は、長期投資家の目線で言えば『買い』の選択が出てくると思います!

 

【まとめ】全体的に見て、チャンス決算だと感じました。

こういう盤石なビジネスモデルを持ってる大企業が一時的にコケて株価が下がるのは買い増しのチャンスですね、特にKDDIは株主還元についてめちゃくちゃ気合入れている企業なのでビジネスの根本が崩れない限りは投資先として優秀だと考えています

 

KDDIは現在の株価(4271円)から見ると配当利回り3.28%+優待があるので、かなり良い水準になっているかなと感じています。株価に過熱感のある「メガバンク」や「総合商社」の銘柄達が軒並み3%後半の利回りという事を考えると、金利や資源価格の影響をあまり受けないKDDIは良い投資先ですね。もちろん長期投資と分散投資が前提ですが。

 

この減益決算を受けて時間外取引(PTS)では一時的に株価は下落していたのですが現在は少し戻してきている感じですね。いずれにしても来週大きく下落する事はないと思いますが追加で投資できるチャンスが来るかもしれませんね要チェックです