割安株を買い続けるだけのブログ

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G7広島サミットで世界が更に分断され株式市場にも影響か

G7広島サミットが終わった訳ですが世界の雲行きがまた怪しくなってきたな、という感想です

 

まず『G7』というのは主要先進7ヶ国のことで日本、アメリカ、カナダ、フランス、イギリス、イタリア、ドイツの事です。

このG7にプラスして「韓国」「インド」「ベトナム」「インドネシア」「ブラジル」など主要新興国も招待され、世界を良くしていこう的な会議が行われました、そこにサプライズとしてウクライナのゼレンスキー大統領も来日しました。

 

のけ者にされた中国は怒り爆発です

さらにG7の会議では『中国台湾問題』『南シナ海問題』の話題が出され中国は孤立感が高まりました、のけ者はのけ者同士つるむのが世の常で、中国はさっそく『ロシアとの関係強化&貿易拡大』『米国マイクロンからの半導体購入禁止』を発表しました。

 

中国がロシア経済を支える宣言でG7による対ロシア経済制裁のダメージはうすくなり、ロシアウクライナ戦争の長期化&エスカレート化が予想されます

 

米国製戦闘機F-16EUウクライナに供与する許可をアメリカが出したのでいずれウクライナの戦場でF-16が飛び回ることでしょうロシアの言う通り戦闘のレベルが上がりエスカレートする事になります

 

中国とロシアというデカい資源大国が手を結ぶ事によってG7をはじめとする民主国家との対立が深まりそうな気配が増してきました

今後はさらに原油天然ガス、食糧、レアアースなどを武器に民主国家を揺さぶってくると思われます。電気代や食べ物の値段が高騰し更なる値上げラッシュがくると想定されます、少なくとも今より安くなることは100%有り得ません

 

そうなると値上げの影響を価格転嫁できない企業や業種の業績が悪化していき、株主への還元が出来ず結果として株価は低迷してゆくと思われます

現時点でロシアウクライナ戦争の影響で業績が悪化している企業への投資は避けた方が良いかもしれません

 

中国は立場上ロシアが戦争に負けてしまうと困るので裏と表で支援することが濃厚であり泥沼の戦いになることは必至で年内に戦争が終わる気配がありません

投資をするならば競争優位性が高く値上げの出来る企業にした方が良いと考えます