©茶見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 ©Sumzap, Inc. /TOHO CO.,LTD.
サイバーエージェントの子会社Sumzapが手掛ける新作スマホアプリゲーム『呪術廻戦ファントムパレード』ですが滑り出しが好調のようでサイバーエージェントの株価が上昇しています
セルラン1位を取るのは容易ではないですし、リリース前には不安がつきまとっていましたが呪術廻戦というIPの強さに良い意味で裏切られた形となりました。
サイバーエージェントの前回の決算説明動画では社長の藤田氏が「次の業績見通しには新作ゲームの売上は織り込んでない」的な発言もしていたので、業績上振れに狙いよる買いが集まり株価が上昇したものと考えられます
しかしウマ娘の衰退をどこまでフォロー出来るのか?確定ガチャ乱発したある意味ドーピングの反動がどこまで響くか恐らく株価に織り込んでいないので思ったより業績が良くならない可能性も十分にあるので楽観は禁物です
株価は直近の安値から10%以上も上昇しており、そろそろ一旦調整下げが来てもおかしくない雰囲気です。
最近ではウマ娘やその他ゲーム事業の衰退とワールドカップ放映権の出費で業績が落ち込み下方修正をし株価がかなり下がっていましたが、ウマ娘の確定ガチャ乱発、FF7エバークライシス、呪術廻戦ファントムパレードのヒットである程度は盛り返すはずです。
サイバーエージェント全体で見れば売上高がずっと伸びていて赤字続きだったAbemaTV(アベマ)がそろそろ利益収穫の時期と藤田社長も発言していたので期待しても良さそうな感じはしております
決算を見ると利益率そのものは低いですが成長を続けていながらも配当利回り1.6%程あるのが素晴らしい企業だと思っています、最近ではバリュー株に資金が集まり通信企業や銀行や商社株などの配当利回りが下がり、投資先としての旨みが減ってしまってますので今この局面で成長株に投資するのも面白そうだと考えております。
米国での利上げ停止され、さらに利下げ局面までくれば日米金利差が縮まり為替が円高方向に動くと思いますのでそうなればまたグロース株(成長株)のターンが来るのかな?と予想しております
藤田社長が決算説明動画の最後で発言した『低迷してる株価も上げていきたい』が苦し紛れからでた台詞なのか本心なのか、それは要チェックが必要です