割安株を買い続けるだけのブログ

日本と米国市場の割安株の考察と株を買った結果など書いています『貯蓄から投資へ』が当たり前な世の中になるよう情報を発信しています

配当利回り3.4%になったキリン株は割安か?

2023年2月16日現在、キリンホールディングス配当利回りは3.4%になっています株主優待の価値を1000円とするとトータル利回りは3.9%になり、高配当銘柄の領域になっています

 

三菱UFJ株の配当利回りが3.2%なのに対しキリンが3.9%とは・・・すごい時代になったもんだと感じています

まずキリンの配当性向ですがEPS139.5円に対し配当金69円なので配当性向は約50%となっているようで健全です。コロナショック時でさえ減配しておらず配当金維持してます。

最新の決算を見ると売上営業利益率約8%ROE11.5%ROA4.44%となっているようです、決して高い数値ではありませんがライバル企業であり最大手のアサヒと比べて同じような数値なので業界では高水準を保っていますね。

 

キリンホールディングス公式HPを見てみると財務方針のページに『配当性向40%以上を継続的に』や『設備投資』『M&A』『自社株買い』についての記述がありました。参考元↓

長期経営構想・中期経営計画 | パーパス | キリンホールディングス

・配当性向40%以上出します

・設備投資して成長していきます

・余裕があればM&Aで得た資金で自社株買いをやります

と要約すると書いてあります、コロナショック時にも配当金を減らさなかった点から考えてもキリンは株主思いの企業である事が分かりますね、他の企業では株主還元への記述が無い企業も結構あります

丸紅や三井物産ほどの強いトーンではないものの株主還元への姿勢が分かります

 

■キリンの株価チャートは下落トレンドのように見えますが■

日本政府が3月13日から「マスクの着用を任意」にすると発表しました。

外国人観光客もどんどん増えていますし短期的にもキリンの業績は上向くと考えられます、多少の変動はあれどTotal利回り3.9%なので長期投資なら買ってもよさそうな水準だと感じています

これは完全に一個人の感想ですので投資判断はご自身で行ってください損失等が出ても一切の責任は負えませんです。