割安株を買い続けるだけのブログ

日本と米国市場の割安株の考察と株を買った結果など書いています『貯蓄から投資へ』が当たり前な世の中になるよう情報を発信しています

JT株価さらなる強気見通しで配当権利前に買い増しを検討

日本の高配当銘柄の代表的存在JT。そのJT潜在的好材料が出たので解説していこうと思います

 

結論から書きますと僕はJT株を買い増します

ではなぜその考えに至ったのかは下記で解説します

 

潜在的好材料その1<利上げによる円安進行

米国の中央銀行にあたるFRBがあと2回の利上げを示唆したことによって円安が進行したこと。(JTドル円だけでなくルーブルや他通貨レートも大事ですが)円安が進むというのはJTにとって業績を押し上げる材料となります

 

潜在的好材料その2<増配サプライズの可能性

今の業績やドル円為替レートを維持してるなら増配される可能性がある。JT株は元々高配当でありEPSに対して75%もの株主還元を行っています、ですので業績が下がれば減配するし業績が上振れれば増配する訳ですが、今の調子でいくとEPS(1株あたり利益)が為替の影響込みで上振れしそうなので、配当金の増額が発表される可能性が現実的なものになっています、そしてそれは「サプライズ」となる為、株価の上昇要因になります

 

潜在的好材料その3<ロシアは海外企業を追放しない

現在ロシアのサンクトペテルブルクで行われている国際経済フォーラムにて、プーチン大統領が「別にお前らがいなくても困らないけど海外企業の排除はしない」的なニュアンスの発言をしました。ロシアにとってみれば海外企業が全て撤退してしまうと雇用や経済が崩壊してしまうので強気の姿勢を見せつつも全員いなくなったら困るので居てくれよ?という意味での発言だと思われます

日本のJTはロシアにたばこ工場を持ち、JTの利益の20%ちょいをロシアから得ているのでロシア政府によるJTの工場接収が1つのリスクでしたが今回のプーチン大統領の発言でそのリスクが後退したと感じました

 

以上の理由からJT株は長期的にうま味のある投資先と考えられる為

強気で買い増しする事にしました

丁度今月はJTの配当権利月なので月末までに買い増しして配当金も頂こうと思います

NTTと同じで政府が大株主になっている企業でもあるのでもしかしたらNTTのような分割もあるかもしれませんね今後の動きは要チェックです