割安株を買い続けるだけのブログ

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OPECプラスが来年末まで原油減産、三井物産などが株価上昇

OPECプラスの会合で2024年末まで原油を減産すると決めたそうです。OPECプラスとは石油輸出機構+ロシアやアフリカの国などが加わって『産油国みんなで美味しい思いをしようね』という組織です、OPECプラス内でも影響力の大きいサウジアラビア原油価格の下落を嫌がり減産し価格調整したかった模様です

 

三井物産のような原油価格に業績や株価に影響を与える企業の株価は大きく上昇していました、三井物産は「次の決算は減収ですよ」と言っていましたが今の円安と原油高が続けば思ったより減収にならなかった・・・というサプライズがあるかもしれませんね

 

逆に言えば決算書に「コスト増! 原材料高騰!」と言っていた企業にとっては苦しむ時間が長引いたとも言えるので、決算と業績に数字として悪影響が出てくる前に今の内に株を処分するか保有できるのか再度検討した方がいいと思います

 

原油はガソリンだけでなくプラスチック製品の材料になっているのでそれらを扱っている企業には経済的ダメージがあり本来であれば商品に価格転嫁しないといけないですがデフレマインドの根付いた日本国内で商品値上げはそう簡単には出来ません、よって企業の業績に悪影響が出るというロジックです

 

OPECプラスの会合で2024年末まで原油減産という事なのであと1年半の減算。モメンタム狙うなら三井物産に手厚く投資するのも有りかもしれません、今現在のトレンドは半導体ですが、半導体銘柄は配当金を出さない企業が多いので株価上昇も大きい分、リスクが高く防御力が低いので、個人的には原油減産追い風銘柄に乗りたいかな~という感じです

この辺はロシアウクライナ情勢と為替レートを見ながら・・・ですね

投資は色々考えることが多くて楽しいです