低PBR低PERの割安企業の代表格である商社株の多くが年初来高値を付けておりPBRが上昇してきました。三井物産や伊藤忠商事は既にPBRが1倍を超えはじめました、今後、どのような投資戦略をとれば良いのか考えてみました
■投資戦略1:まだある低PBR銘柄を買う
1番オーソドックスで王道的な戦略だと思っています、商社で言えば双日や三菱商事などが未だPBR1倍を下回っているし、メガバンク株やジャックスなどの金融株も狙い目だと考えています。株主還元に積極的な企業で業績も好調でPBR1倍割れの企業なら自社株買いなどの対策を打ってくる可能性有りです。
■投資戦略2:株主優待銘柄を狙う
日本に住んでるなら有りだと思います。マクドナルドは優待込みでトータル利回りが2%を超えていて業績好調&株価のボラティリティも低く資産株としてディフェンス力が高いし、KDDIは説明不要の超優良企業、吉野家も200株保有するのならトータル利回りがそこそこあって牛丼など外食多めの人には使える、キリンはお茶やジュースなど貰えるし配当金と合算するとトータル利回りは約3.9%と高配当の部類になってます。昨今の流れで株主優待廃止になる可能性もあるので各決算で業績チェックが必要ですが、自社商品を提供してるところはまだ大丈夫そうですね。
■投資戦略3:キャッシュを多めに持ち買い時を探る
有りだと思います。3月FOMCで利上げ幅が0.25%か0.5%か分かりませんがアメリカの経済指標を見るとまだまだインフレの鎮火は遠そうです。市場参加者が考えているよりも大きな利上げ幅となった場合、逆サプライズで株は売られるので、その時を待つ・・・というのも1つの戦略だと思います。
■投資戦略4:ドル建て(長期)債券に投資する
かなり有りだと思います。債券なので株ではないですが、現在の金利状況を見ると安泰かなと思います、ただ為替変動リスクがあるのと1注文で最低2,000ドル(270,000円)必要だったりするので、資金が多めの方向けですね。なぜ長期(償還期間の長い)債券なのかは説明を省きますが将来的に大きな値上がりも期待できるからです。
個人的にはまだある低PBRの割安企業を探して投資しようかな~と考えています。確かに商社株は最近で大きく株価が上昇しPBRが1倍に近くなりましたが未だ割安である事実は変わりませんし、あまり注目されていない倉庫銘柄(住友倉庫や三井倉庫)も良さげです。株価1,500円前後のレンジ相場でいて安定ビジネス高配当のソフトバンクも有り。
ドル円為替レート的には安くなってる任天堂やバンダイナムコHDに投資するのも面白そうですね
中国がゼロコロナ政策から持ち直し経済活動が正常化するとなると原油価格などに大きな影響あるので、その辺も見ながら考えていきたいですね