2023年5月26日朝、ベライゾン(VZ)とAT&T(T)の株価が大きく下落しました。考えられる株価下落の要因とこれらの銘柄は買えるのか?書いていこうと思います
最初に結論から書いていこうと思いますが
投資家それぞれのリスク許容度や資産や投資スタイルによって答えは変わってくると考えています、何が正解というのはありませんが僕は保有継続と買い増しを続ける考えです
■ベライゾンとAT&T株価下落と思われる理由
アメリカ金利利上げ観測が高まったことが要因だと思われます、この手の会社は売上規模も大きいですが大きな借金もあるので金利が上がると懐にダメージが効いてきます。あと売上の大部分が一般消費者によるものなので、金利上昇し企業の業績が悪化すればリストラに繋がり、リストラされれば携帯代金の支払いが出来ないというロジックです。
そして市場のムードとしては「そろそろ利上げ停止して利下げタイミングはいつだろう」と楽観視してたところに追加利上げの確率が高まった事で一種の失望感から大きく株が売られたと考えられます。
さらにエヌビディア(NVDA)が予想を大きく上回る決算を出した事からエヌビディアや半導体関連とAI関連の銘柄に買いが集まってる状況で、成長性が低く配当だけが取り柄の銘柄が売られた・・・という感じだと思います。
あと考えられる要因は為替レートですね今現在1ドル140円になっていますので海外投資家から見れば今日本の株が割安になっています米国株を売って日本株を買う流れがありますね
■配当利回りは7%水準へ
AT&T:配当利回り6.95%まで上昇しました
配当の健全性を示す配当性向もベライゾンはEPS5.1ドルに対し配当が2.6ドルなので利益に対して配当支払いが大体50%なのでそこそこ健全だし心配する必要はないと思われます
PERで見ても7倍ちょいなので割安感はあります
株価が下落し続けているのでキツイですが単純に人気が無いだけで高配当銘柄としては優秀な株だと考えてます
■米国利上げ停止&利下げまで耐える
ベライゾンやAT&Tの株価が下がり続けている1番の原因は『米国金利』だと述べました。それはつまり逆に言えば利下げ局面に入れば株価の上昇・回復が見込めます、なので今は配当金を貰いつつ耐え、株を更に買い増し続け取得単価を下げてゆくのが1つの正解だと考えています。
ベライゾンやAT&Tを損切りして今から半導体株やAI関連銘柄に飛びつくのが1番やっちゃいけない立ち回りだと経験上思います。
米国金利も今年の末か来年の半ばぐらいには利上げは止まってるハズですし、利下げの話題も出てきているハズですそこまで耐えるしかないですね
タイミングとしては今が1番損切りしちゃダメなタイミングです、利下げ後にある程度株価が回復した後で損切りや利確を検討した方がいいです
広告宣伝費をかけてる分、携帯電話の新規契約者数の伸びはベライゾンよりAT&Tの方が上ですが、宣伝費が少ない分ベライゾンの方が健全と言えば健全ですなので1つの銘柄に集中投資するよりかは分散して投資していく方が好ましいです
毎月のお給料から少しづつVZとTの株を買い増ししようと思います現在の含み損2,600ドルです